【ジュネーブモーターショー16】ポルシェ 911R、初公開…自然吸気500馬力をMTで操る

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ポルシェ 911R
ポルシェ 911R 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、『911R』を初公開した。

911Rは今から約50年前の1967年、初代『911』に設定された伝説の限定車。各種モータースポーツに参戦するためのホモロゲーションモデルとして開発されたのが、初代911Rだった。そして、多くのレースで栄冠を手にする。

最新の911Rは、極めて高性能な公道バージョンとして開発。ポルシェ『911』シリーズの自然吸気エンジン搭載の最高峰モデル、『911GT3 RS』からエンジンを移植。4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力500hp/8250rpm、最大トルク46.9kgm/6250rpmを発生する。

車両重量は1370kgと、911GT3 RSよりも50kg軽量化。トランスミッションは911GT3 RS の7速PDKではなく、専用開発の6速MTを採用。この結果、911Rは0-100km/h加速3.8秒、最高速323km/hの優れたパフォーマンスを実現した。

外観は、911GT3 RSの大型リアウイングはなく、プレーンなスタイル。赤いレーシングストライプが装着できる。なお、911Rは世界限定991台が生産される。

《森脇稔》

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