【鈴鹿の名“対決”】ガードナーとの激闘を制し、シュワンツ悲願の初V…1988年WGP日本GP

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鈴鹿の名対決1988年WGP日本GP
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F1日本GP同様にWGPライバル対決がクローズアップされた。特に1988年以降は、その対決の主役の1人にケビン・シュワンツがいた。

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ワイン・ガードナー vs ケビン・シュワンツ

この年からワークス活動を再開したスズキのケビン・シュワンツが開幕戦から活躍を見せた。

前年王者ワイン・ガードナー(ホンダ)を従え、序盤から先行するシュワンツ。チャンピオンらしい落ち着いた走りで相手の隙をついていくガードナーに対し、シュワンツは若手らしいダイナミックな走りで、なんとかガードナーを振り切ろうという気迫あふれるライディングをみせた。

周回ごとに順位を入れ替えながら終盤まで接近戦のバトルを演じ、どちらが勝つのか最後の最後まで全く分からない白熱した展開に。これにはスタンドに詰めかけたファンも盛り上がっていった。そして最終ラップ。2番手を走るガードナーは最後のチャンスとばかりにヘアピンを立ち上がってシュワンツとの間隔をつめていくが、200Rでバランスを崩しコースオフ。転倒は免れたが大きなタイムロスとなってしまい勝負あり。

ガードナーの執拗なプレッシャーに屈することなく、最後まで自分のスタイルを崩さなかったシュワンツが念願の初優勝を飾った。

ウイニングランでは、立ち上がって両手でガッツポーズを繰り返したシュワンツ。この光景は今でもファンの間では語り継がれている名シーンだ。

エディ・ローソン vs ワイン・ガードナー

若いシュワンツが台頭する一方、この年のチャンピオン争いはエディ・ローソン(ヤマハ)とワイン・ガードナー(ホンダ)の戦いとなった。前年はガードナーが強さを見せたが、88年はローソンとヤマハ勢が有利の展開で進んでいった。それでもガードナーとホンダ勢も諦めずに挽回。オランダ、ベルギー、チェコと3連勝しローソンを猛追。第14戦チェコでシーズン4勝目をマークするが、最終的に逆転には至らずローソンが3度目のチャンピオンを獲得。再びゼッケン1番はローソンの元に戻ることになった。

毎年のように繰り広げられた2人のチャンピオンだったが、気づけばヤマハとホンダを巻き込んだ総力戦になっていた。

《吉田 知弘》

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