【ジャパンボートショー16】海上遭難で”最後の命綱”となる救命用電子機器、日本初上陸

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ACR ResQLink+(ジャパンボートショー16)
ACR ResQLink+(ジャパンボートショー16) 全 15 枚 拡大写真

東京の築地にあるマリンショップ「オンズマリネット」が、日本では初めて使えるようになった救命用の電子機器「ACR ResQLink+(レスキューリンクプラス)を出展。同時にこの3月から販売を開始した。

【画像全15枚】

これは米国ACRエレクトロニクス社製のパーソナルロケータービーコン(PLB=携帯用位置指示無線標識)で、個人で使う救難信号発信機。外寸は4.1×4.8×11.4cm、重量は153gとなっている。PLBは人工衛星を使った全世界的な救助システム「コスパス・サーサット」の一環として運用されており、携帯電話や船舶無線が通じないような海域でも人工衛星に向けて救難信号を発信することができるため、生還の可能性を飛躍的に高めるというアイテムだ。

PLBは、欧米を中心に50万台以上普及。世界中で3万人を超える命を救ってきた実績があるという。日本ではこれまで使用が認められていなかったが、遭難自動通報局の無線局免許を受ければ、海上における遭難時に限って使用できるようになった。

オンブズマリネットの担当者は「空が見える場所なら24時間いつでも全地球をカバーするので、“最後の命綱”となりえる。免許申請自体は簡単で、申請料も4250円と高くない。海外ではパイロットやバックカントリーでも使われており、日本ではまず海上だけの使用で認可されたが、遭難の多い山岳でも使われるようになれば、助かる命が増えるはず」と説明。総務省の今後の認可拡大にも期待をかけている。

《嶽宮 三郎》

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