ダイムラー、ドイツに新工場を建設…リチウムイオンバッテリー生産へ

自動車 ビジネス 企業動向
現行スマート フォーツー エレクトリック ドライブ
現行スマート フォーツー エレクトリック ドライブ 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーは3月1日、ドイツ国内に建設する新たなバッテリー工場に対して、5億ユーロ(約635億円)を投資すると発表した。

ダイムラーは2014年4月、ドイツ・アキュモーティブ社の株式を取得し、完全子会社化。ドイツ・アキュモーティブ社は、リチウムイオンバッテリーの開発と生産を手がけている。

今回の投資は、リチウムイオンバッテリーを製造する新工場に対して行うもの。ダイムラーが、ドイツ・アキュモーティブ社のザクセン州の既存工場の隣接地を取得し、新たなバッテリー工場を建設する。

これにより、ドイツ・アキュモーティブ社の工場面積は、3倍に拡大。新工場では、メルセデスベンツとスマートの両ブランドのEVとハイブリッド車用のリチウムイオンバッテリーを生産する。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「完全電動化の実現には、主要部品のバッテリーへの投資を続けることが必要。だからこそ、ドイツで2番目のバッテリー工場を建設することを決めた」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る