【鈴鹿8耐】2017年からEWC最終戦として開催…「鈴鹿8耐は世界最高の2輪耐久レース」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017年の鈴鹿8耐はEWC最終戦へ
2017年の鈴鹿8耐はEWC最終戦へ 全 8 枚 拡大写真

今年も7月末に開催される「2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会」。来年の40回大会からはFIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)の最終戦として開催されることが明らかになった。

ユーロスポーツはヨーロッパでスポーツ中継などを主に展開するテレビ局ではあるが、同時にEWCではプロモーターとして活動している。昨年初めて鈴鹿8耐を観戦したというリベイロ氏は、ドラマの連続で最初から最後までレベルの高いレースに感激したという。

1978年から毎年開催されている伝統ある鈴鹿8耐は、これまで数々の世界GPライダーが参戦し、今でも人気の高いレースの一つである。現在はEWCのシリーズ戦の一つとして開催されているが、これを来年からスケジュール変更するとのこと。今回の発表会にも登場したユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ代表はこのように語った。

「昨年、初めて鈴鹿8耐に足を運びましたが、本当に感動し素晴らしいイベントだと感じました。これを機にEWCを考え直したいと思い、シリーズの仕組みを変えて鈴鹿を最終戦にしたいと考えている」とコメント。

7月末という伝統的な鈴鹿8耐のスケジュールはそのままに、真夏の鈴鹿をEWCグランドフィナーレの舞台していく計画とのことだ。

さらにリベイロ氏は「ヨーロッパには24時間レースは2つあるが、世界で一番の耐久レースは鈴鹿8耐だと感じている。この舞台を最終戦にするのが当然だと思っている。どんどんクライマックスに向かう形で世界の耐久レースを闘いながら、最後の舞台“鈴鹿8耐”に向かっていくというシーズンにしたい。日本には最高のマニュファクチャラー、チーム、ライダーが集まってくる。ぜひ彼らに日本だけでなく世界の耐久レースにも出場していただいて、最終的に鈴鹿8耐で王座を競ってもらう。それが僕たちの夢だ」と、伝統の一戦にかける期待と、最終戦にした思いを語った。

今年のレースも白熱しそうだが、来年は2輪での世界耐久王が決まるかもしれない1戦となるだけに、より世界から注目が集まりそうだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る