【東京モーターサイクルショー16】日本対応アクラポヴィッチエキゾーストからS&Sナックルヘッドまで多彩に…プロト

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S&S社製ナックルヘッドスタイルエンジンとパンヘッドスタイルエンジン(プロトブース)
S&S社製ナックルヘッドスタイルエンジンとパンヘッドスタイルエンジン(プロトブース) 全 18 枚 拡大写真

オリジナルバイク「ロードホッパー」シリーズの新モデル『Type5 EVO』『Type9 EVO』を初出展したプロトは、その心臓部分のS&S社製エンジンをはじめ、同社の新パーツブランド「プロフェスト」、マフラーのアクラポヴィッチなど、取り扱うブランド数の豊富さをアピールした。

同社が今回出展したS&S社製エンジンは2種類、1340ccの「ナックルヘッドスタイルエンジン」と「パンヘッドスタイルエンジン」(参考価格120~140万円)だ。

ナックルヘッドは、ハーレーダビッドソンに1936~1947年まで搭載されていた「初のOHVエンジン」で、いまのビッグツインエンジンのルーツといえる。1948~1964年に積まれてたパンヘッドは、ビンテージハーレーで人気の「ヨンパチパン」と呼ばれるモデルに採用されたエンジン。

「どちらもロードホッパーシリーズにすぐに搭載できるよう設計されている」と話すのは、同社広報課広報グループ主任の野呂広之氏。「ハーレー乗りがあこがれるビンテージエンジンの美しい造形はそのままに、S&S社による高い耐久性・信頼性の新品エンジンが手に入るようになった」とも話していた。

また、世界のレースシーンで定評のあるアクラポヴィッチ(AKRAPOVIC)社のエキゾーストのなかで、全国二輪車用品連合会(JMCA)の規定に対応したモデルを2種、初出展。このカワサキ『ニンジャ 250』などに装着可能な「スリップオンラインヘキサゴナルカーボン」(7万1000円)とヤマハ『YZF-R25』や『MT-25』に付けられる「スリップオンラインMotoGPスタイルステンレス」(3万8000円)は、4月上旬に入荷する予定という(価格は全て税別)。

さらに同社は、新たに立ち上げたパーツブランド・プロフェストのラインナップも紹介。「護る・与える・魅せる」がコンセプトの「プロテクション・エンジンガード」や「ツーリングキャリア」などを先行展示していた。

エンジンガードの最大の特徴は、その肌触り。「強い表面保護と、独特の質感を兼ね備えたハンマートン塗装でデザイン性も高めた。材質は、さび発生の懸念と見栄えの上質感、強度の観点から、ステンレス(SUS430)を採用した」という。

野呂氏はこのほか、タンクカバーやタンクバッグ、サドルバッグなどのツーリングアイテムで知られる仏バグスター(BAGSTER)社のシリーズもプッシュ。同社ブースは「会場前面がオリジナル車両『ロードホッパー』シリーズの展示、その奥にロードホッパーのルーツとなるワンオフカスタム車を置き、さらに奥のフロアに各種パーツ類を集めた」と話した。

《レスポンス編集部》

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