ボルグワーナー、EV用電子トランスミッション供給へ…ボルボ買収の吉利に

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボルグワーナーのe Gear Drive
ボルグワーナーのe Gear Drive 全 1 枚 拡大写真

米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは3月23日、中国の浙江吉利控股集団(ジーリー ホールディンググループ。吉利)に、「e Gear Drive」を供給すると発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。

e Gear Driveは、ボルグワーナーが開発した電子式トランスミッション。ボルボカーズを買収したことで知られる浙江吉利控股集団のジーリーブランドのEV、『EC7』に搭載される。

EC7は、最大出力129hpを発生するモーターを搭載。最高速は140km/h。1回の充電で、最大253kmを走行できる性能を備える。

ボルグワーナー・パワードライブシステムズのStefan Demmerle社長は、「先進のe Gear Driveには、中国で大きな需要がある。今後、中国の主要自動車メーカーとの間で、いくつかのプログラムが発表されるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る