トヨタ プリウス PHV 新型、全面進化[動画]

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ プリウス PHV 新型
トヨタ プリウス PHV 新型 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16でワールドプレミアした新型『プリウスPHV』(米国名:『プリウス プライム』)。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。

PHVパワートレインは、新型『プリウス』用がベース。エンジンは1.8リットル直列4気筒ガソリン。米国仕様の場合、最大出力98ps/5200rpm、最大トルク14.5kgm/3600rpmを発生する。モーターは2個搭載されており、ひとつが最大出力72ps、最大トルク16.6kgm、もうひとつが最大出力31ps、最大トルク4.1kgmを引き出す。

新型の特徴は、エンジンと動力分割機構の間に、新たにワンウェイクラッチを採用した点。従来のハイブリッドシステムでは、発電機としてのみ使用していたモーターを、走行用モーターとしても利用するデュアルモータードライブシステムとした。従来の走行用モーターと合わせ、二つのモーターで走行することを可能とし、EVモード走行時の力強い走りを実現するとともに、日常使用時のモーター走行領域を拡大した。

これにより、EV走行距離の拡大や電力消費率の向上など、PHVならではの性能を大幅に進化させた。ハイブリッド燃料消費率は、37km/リットルを達成。さらに、二次電池のリチウムイオンバッテリーの小型軽量化、大容量化により、先代を大幅に上回るEVモード航続距離60km以上を実現した。

トヨタは今回、公式サイトを通じて、新型プリウスPHVの映像を配信。内外装からパワートレインまで、全面的に進化した新型を紹介している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る