【昭和のくるま大集合Vol.13】ギャラリーの熱い視線を浴びた、90年前の美しき「ブガッティ タイプ35T」

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ブガッティ タイプ35T
ブガッティ タイプ35T 全 30 枚 拡大写真

約200台の旧車が集まったイベント「昭和のくるま大集合Vol.13」。今回は6台の特別展示車両が並んだ。その中で来場者の熱い視線を最も浴びていたのが、1926年製のブガッティ タイプ35Tだった。

馬蹄型グリルからリアのポインテッドテールに続くボディラインが美しい。「カーグラフィックTV」のオープニングに登場していた、あの鮮やかなブルーの車だ。

タイプ35は、ブガッティの中でレースカーとして最も成功した傑作シリーズで、「35T」は1926年のタルガ・フローリオに向けて造られたスペシャルモデル。1920年代後半の公道とサーキットのレースで連戦連勝を重ねている。

この車両は栃木県内のオーナーから日光市にあるEBエンヂニアリングが預かりメンテナンスを行っているもので、この日もそのスタッフが様々な質問を受けていた。“宝石箱”と表現されることもある美しいエンジンや、ドラムブレーキと一体化したアルミホイールなどが間近に見られ、ため息を漏らす見学者もいた。

途中で行われた、ポンプ式チョーキング~クランキングによるエンジン始動という一連の”儀式”に見学者は興味津々。イベント終了後には場内の“デモラン”も。野太いエキゾーストサウンドが響き渡り、飛び入りで助手席に乗せてもらう幸せなギャラリーもいた。

《嶽宮 三郎》

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