スズキは、小型乗用車『スイフト』が4月上旬時点で、世界累計販売500万台を達成したと発表した。世界戦略車として登場した、スイフトとしては2代目にあたるモデルの2004年11月の発売から、11年5か月での達成となった。
世界戦略車としてのスイフトは、2004年の発売以来、日本をはじめ世界各国で数多くのカーオブザイヤー賞を獲得するなど、スタイリッシュなデザインや楽しくスポーティーな走りへのこだわりなどが高い評価を受けてきた。
スイフトは、これまでに日本、ハンガリー、インド、中国、パキスタン、タイ等で生産され、インドをはじめとする新興国市場に加え、日本や欧州などの先進国市場にも広く受け入れられるなど、グローバルに愛されてきた「世界戦略車」だ。
インドでは2005年の発売以来、ディーゼル仕様やセダンタイプを追加するなど、同国の経済成長に伴う市場拡大に合わせて着実に販売台数を伸長。現在ではインドでの年間販売台数の約3割にあたる約43万台を販売し、スズキのインド市場での拡販を牽引している。
世界累計販売500万台の内訳は、インド54%、欧州17%、日本10%、その他19%となっている。