【テクノフロンティア16】小型軽量なポイ捨てガム除去マシン、引き合い相次ぐ…ジェイ・エス・ピー

自動車 ビジネス 企業動向
ジェイ・エス・ピーが販売する英国製のポイ捨てガム除去マシン「ガムワンドG9」
ジェイ・エス・ピーが販売する英国製のポイ捨てガム除去マシン「ガムワンドG9」 全 2 枚 拡大写真

路上や床に張り付いたガムを取り除くのはなかなか手間がかかるものだが、簡単に取り除く機械を「テクノフロンティア2016」で発見した。ジェイ・エス・ピー(本社・東京都江東区)が輸入販売する「ガムワンドG9」がそれだ。

【画像全2枚】

通常、ポイ捨てガムの処理には、金属へらを使っての手作業、高圧洗浄、スチーム洗浄などいくつか方法があるが、コスト、サイズ、騒音、生産性、環境への負荷など常に課題があった。しかし、このガムワンドG9はそれらの課題をすべてクリアするものだという。

「ガムワンドは床などを傷めることなく、後も残さずにポイ捨てガムを数秒で分解します。しかも、重量が8.5kgと非常に軽量で、一人でも簡単に作業することができます。1時間作業をすれば、約200個のポイ捨てガムが取れます」と同社関係者は説明する。

電源も不要で、カセットガスボンベをセットするだけ。高圧洗浄機のように電源コードを引きずることもないのだ。そして、スイッチを入れればすぐに起動し、環境に優しい植物由来の洗剤がポイ捨てガムを溶かしていく。

「昨年10月に英国から輸入して販売を開始しましたが、鉄道会社やショッピングモールなどで使っていただき、非常に高い評価を得ています。引き合いもいろいろなところからきています」と同社関係者は話す。

価格は46万円。同社ではポイ捨てガムの処理に困っているところが多いので、今後さらにこの機械の需要はさらに高まると見ている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. 日野自動車・人事異動 2025年12月1日付
  4. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  5. トヨタ『センチュリー』、セダンを一部改良…二輪車検知や交差点支援を追加
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る