川崎重工、航空宇宙事業や車両事業好調で増収…2016年3月期決算

モーターサイクル 企業動向
川崎重工 神戸本社
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川崎重工業が発表した2016年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比10.6%増の932億円と増益となった。

売上高は、航空宇宙事業や車両事業が増収となったため、同3.6%増の1兆5410億円と伸びた。車両事業はシンガポールや台湾などの海外売上げが伸びた。航空宇宙事業は防衛省向けの増加や民間航空機向け分担製造品が高水準だった。

モーターサイクル&エンジン事業はインドネシアなどの新興国の二輪車が減少したものの、先進国向け二輪車や四輪車が増加して増収となった。

船舶海洋事業では、LPG運搬船の建造量増加で増収となった。

営業利益は車両事業、航空宇宙事業、ガスタービン・機械事業などの増益効果で同10.0%増の959億円と増益だった。当期純利益はブラジル造船合弁事業に関して海外事業関連損失を計上したため、同10.8%減の460億円と減益だった。

今期の通期業績見通しは、売上高が同1.8%増の1兆5700億円と増収を見込む。収益では営業利益が同27.0%減の700億円、経常利益が同25.9%減の690億円と減益を予想する。当期純利益は同6.4%増の490億円の予想。

《レスポンス編集部》

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