高速道路4社(NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、本州四国連絡)は、ゴールデンウィーク(4月28日~5月8日)における高速道路の交通状況(速報)を発表した。
主要高速道路の1日あたりの平均交通量は4万1800台となり、2015年の4万2800台と比べ2%減少した。
渋滞回数は、10km以上の渋滞が274回発生し、前年比22回減。30km以上の渋滞は20回で同10回減だった。渋滞距離は、事故の影響もあり、5月3日午前11時頃、関越道下り線の藤岡JCT付近で発生した70.2kmがワースト1だった。
また、東名高速から東北道までつながった圏央道の交通量は大幅に増加。GW11日間の日交通量平均は、寒川南IC~寒川北ICが前年比30%増の2万1900台、相模原愛川IC~相模原ICは同26%増の5万4500台、青梅IC~入間ICは同20%増の6万4500台だった。
2月13日に浜松いなさJCT~豊田東JCTが開通した新東名は、昨年17回発生したこの区間を先頭とする10km以上の渋滞回数はわずか1回に減少した。また、新東名と東名の交通分担比率は新東名約46%、東名約54%。GW期間における今年度交通量は昨年同時期と比較すると、東名+新東名で120%と増加したのに対し、東名では65%と減少し、新東名への交通の分散が確認された。