タカタ製エアバッグのリコール対象範囲拡大、自動車メーカーにも検討要請…国交省

自動車 社会 行政
石井啓一国交相
石井啓一国交相 全 2 枚 拡大写真

国土交通省自動車局は、タカタ製エアバッグを搭載した国内車両のリコール対象範囲の拡大をタカタと国内自動車メーカーに対して検討するように指示した。

【画像全2枚】

9日付で5月20日までに報告するよう求めている。10日の会見で石井啓一国土交通相は「本件は安全上きわめて重要な問題なので、対応に万全を期したい」と、話した。アメリカでの新たな対応を受け、国内での対策を再考するもの。

米運輸省は4日、エアバッグを瞬時に膨らませるガス発生装置(インフレーター)に乾燥剤が入っていないモデルについて、新たにリコール対象範囲に加えることを発表した。インフレーター内にはバッグを膨張させるための火薬、硝酸アンモニウムが入っている。乾燥剤がないまま湿気を含んだ火薬は、長時間の温度変化で、爆発力が想定より大きくなる可能性がある。そのため車歴の古い車両ほど改善の必要性が増す。

報告では、リコール拡大の対象範囲や手順についての検討を求めている。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これがホンダ『フリード』!? ニューレトロに変身、ダムド話題の新作ボディキットがついに販売開始
  2. 「ウイングいかつすぎ」「ホイールどうなってんだ」ド迫力デザインと圧倒的性能、ポルシェの最新「マンタイキット」にSNS興奮
  3. 「初代と瓜二つ」ルノー『トゥインゴ』新型、初代に着想を得たデザインが話題に!
  4. フリードがアメ車フェイスに大変身!ダムド『フリード アイソレーター』が初登場…DAMD PARTY 2025
  5. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る