フォルクスワーゲンの新型EV、2019年までに発売へ

エコカー EV
フォルクスワーゲン BUDD-e
フォルクスワーゲン BUDD-e 全 3 枚 拡大写真

2015年9月に発覚した排ガス不正問題以降、パワートレインの電動化を進めているフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、新型EVの発売時期を示した。

画像:フォルクスワーゲン BUDD-e

これは4月28日、フォルクスワーゲングループがドイツ・ウォルフスブルグで開催した年次決算会見の場で明らかにしたもの。同社のマティアス・ミュラーCEOは、「MEBに基づいて設計された最初の車が、2010年代末には街で見られるようになるだろう」と述べている。

MEBとは、EVのための基本アーキテクチャー。フォルクスワーゲングループは「eモビリティ」の推進に力を入れている。同社は排ガス不正問題が起きて以降、パワートレインのEVやプラグインハイブリッド車(PHV)へのシフトを早める戦略を掲げてきた。

フォルクスワーゲングループは現在、製品ラインアップ中に、EVとPHVを合わせて9モデル展開。2020年までには、さらに20車種を追加する予定。

ミュラーCEOは、「EVをフォルクスワーゲンの新しい代名詞の一つにしようと考えている」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る