インド新車販売、12%増の29万台…10か月連続増 4月

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インド自動車工業会は5月9日、インド国内の4月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、29万5895台。前年同月比は12%増と、10か月連続で前年実績を上回った。

画像:日本3社のインド主力車

4月実績をメーカー別で見ると、インド乗用車市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが、インド国内で11万7045台を販売。前年同月比は16.2%増と、24か月連続で増加した。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で8万6481台を販売。前年同月比は2.7%増と、2か月連続のプラス。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、4月はセグメント合計で1万6044台を販売。前年実績に対して3.6倍と伸び、12か月連続で増加する。

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した4月のインド国内新車販売台数は、9507台(輸出を含む)。前年同月比は30.4%減と、8か月連続で前年実績を下回った。4月実績の9507台の内訳は、インド国内販売分が8529台。前年同月比は30.8%減と、9か月連続のマイナス。販売の主力は、『エティオス』や『カムリ』。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した4月のインド新車販売台数は、1万0486台(輸出を除く)。前年同月比は17%減と、6か月連続の前年割れ。小型セダンの『シティ』が5793台で、7か月連続の最量販車に。コンパクトカーの『アメイズ』が2639台で、2位。新型を投入した『フィット』は869台で、3位につけている。

《森脇稔》

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