2017年のロッシのチームメイトはヴィニャレスか!? 鈴鹿8耐にザルコ登場の可能性

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ヨハン・ザルコ
ヨハン・ザルコ 全 2 枚 拡大写真

今シーズンのMotoGPは、開幕戦にしてヤマハがバレンティーノ・ロッシとの契約を2年延長したというビッグニュースで始まったが、来年のロッシのチームメイトが、現在はスズキでMotoGPクラスを戦うマーベリック・ヴィニャレスになるというのがGPパドックでの有力な噂となっている。

この噂の発端ともなっているのが、昨年のMoto2チャンピオンのヨハン・ザルコが、今年の鈴鹿8耐にスズキ系チームから出場するのではないかという話だ。ザルコがスズキ系チームで鈴鹿8耐に出場となれば、そこには当然ながらその先、すなわち来年のMotoGPクラスへの転向と、スズキファクトリーのシートが待っていると考えるのが妥当だからだ。

ヤマハのホルヘ・ロレンソが来年からドゥカティに移籍することは公になっているが、その空いたシートにヴィニャレスが座り、ヴィニャレスの抜けたスズキのシートをザルコが手にするというものだ。

そのザルコは、昨年のMoto2チャンピオンで、今シーズンに向けてMotoGPクラスへの移籍が噂されていた。しかし実現せずにMoto2クラスに残留しており、MotoGPクラスにもっとも近いライダーとして実力が高く評価されている。

Moto2ライダーの鈴鹿8耐参戦は、2014年にTeam KAGAYAMA&Verityで、そして2015年はF.C.C. TSR Hondaでのドミニク・エガーターが記憶に新しい。2014年には初めての鈴鹿サーキット、初めてのEWCマシン、初めての世界耐久選手権ながら素晴らしいパフォーマンスを発揮して3位になり、そして2015年には2位という好成績を残している。それだけに、Moto2チャンピオンのザルコが鈴鹿8耐参戦となれば、エガーターよりも上の成績、すなわち優勝が大いに見込まれるのは当然だろう。いずれにせよ今年の鈴鹿8耐では、再びGP旋風が吹き荒れることは間違いなさそうだ。

《佐久間光政》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る