スズキ鈴木社長「チームスズキへの移行早めたい」

自動車 ビジネス 企業動向
「チームスズキへの移行早めたい」と語ったスズキ鈴木俊宏社長(右)
「チームスズキへの移行早めたい」と語ったスズキ鈴木俊宏社長(右) 全 1 枚 拡大写真

スズキの鈴木俊宏社長は6月8日、鈴木修会長とともに国土交通省に燃費データ不正問題の再発防止策などを報告し、同省で記者会見した。

このなかで、鈴木社長は2015年6月末の社長就任時に表明していた、鈴木会長のワンマン体制から“チームスズキ”での経営移行について「37年間も(修氏のトップが)続いたので、1年でポッととはならない。目に見える形で移行できなかった」と述べた。

また、今回の不正の遠因にトップダウンの経営体制があったのではとの指摘を受け、「これまでは5年かけて次の100年への土台造りをと言ってきたが、チームスズキでの取り組みを早めて行きたい」と語った。

スズキは2020年に創立100周年の節目を迎える。鈴木社長は就任時に15年度から5か年の中期経営計画を策定、集団体制による経営基盤の強化を打ち出している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る