ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは6月1日、5月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万3561台。前年同月比は20.4%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。
セダン系では、新型スポーツセダンの『TLX』が、3235台を販売。前年同月比は25.7%減と、2か月連続のマイナス。『ILX』は1424台を売り上げ、前年同月比は14.9%減と2か月ぶりに減少。最上級車の『RLX』は127台にとどまり、前年同月比は46.9%減と、マイナス傾向。
SUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比22.4%減の4208台と、16か月連続で減少。『RDX』は4566台にとどまり、前年同月比は14.5%減と、3か月ぶりに減少した。
アキュラの2016年1‐5月米国新車販売は、6万7642台。前年同期比は5.5%のマイナスだった。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「5月は在庫不足の影響で、販売が減少。新型『NSX』や2017年モデルのMDXにより、今夏は販売の伸びが期待できる」と述べている。