ヒュンダイ米国販売、12%増の7万台…5月の新記録

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新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車)
新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車) 全 6 枚 拡大写真

ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは6月1日、5月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、5月の新記録の7万1006台。前年同月比は12%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

乗用車系では、主力ミドルセダンの『ソナタ』が、前年同月比12%減の1万5879台と、減少傾向。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、6%減の2970台とマイナスに転じた。

小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、2万2168台を販売。前年同月比は5.4%減と、6か月連続のマイナス。フラッグシップサルーンの『エクウス』も、前年同月比27.7%減の123台と、前年割れが続く。

SUV系では、新型に切り替わった主力車の『ツーソン』が、前年同月のおよそ1.9倍の7369台を販売。改良新型モデルを投入した『サンタフェ』も、前年同月のおよそ1.9倍の1万4732台を販売。7か月ぶりのプラスとなった。

ヒュンダイモーターアメリカの2016年1‐5月新車販売は、前年同期比1%増の30万6549台。同社のデリック・ハタミ副社長は、「ヒュンダイの新鮮なSUVが5月、米国市場で強さを示した」と語っている。

《森脇稔》

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