飲酒運転の警官2人を逮捕、直前には当て逃げ事故も起こす

自動車 社会 社会

19日午前4時20分ごろ、北海道帯広市内の国道241号で信号待ちをしていた乗用車に対し、進行してきた別の乗用車が衝突。そのまま逃走する事件が起きた。警察は後に20歳の警官の男2人を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

北海道警・監察官室と帯広署によると、同署の地域課に所属する20歳の警官の男は飲酒後に乗用車を運転。帯広市西1条北2丁目付近の国道241号(片側2車線の直線区間)で信号待ちをしていた別の乗用車に衝突。そのまま現場から逃走した疑いがもたれている。

この警官の運転していたクルマは現場にナンバープレートの付いた前部パンパーを脱落させており、警察の寮へ帰宅した後に気づいた男と、同乗していた別の20歳の警官の男がそれぞれクルマを運転。走行ルート沿いで脱落したバンパーの捜索を行っていたところ、当て逃げの通報を受けて捜索していた同署員が2人を別々の場所で発見。呼気から酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

2人は前夜から約5時間に渡って酒を飲み続けていたことを認めており、聴取に対しては「酒を飲んだ後に運転していたのは間違いなく、弁解の余地はない」などと供述しているようだ。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る