マツダ米国販売、3.8%減の2.6万台…CX-9 新型が好発進 6月

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マツダ CX-9 新型
マツダ CX-9 新型 全 5 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは7月1日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万6188台。前年同月比は3.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、4224台を販売。前年同月比は20.8%減と、8か月連続で減少した。

『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、8399台。前年同月比は9.2%減と、2か月連続の前年実績割れ。先代モデルを販売してきた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、在庫販売が終了。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、33台。前年同月比は97.3%減と、12か月連続で減少する。

ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、9227台。前年同月比は1.6%減と、4か月連続で前年実績を下回った。新型を発売した『CX-9』は1904台で、前年同月比は20.7%増と、8か月ぶりに増加した。『CX-3』は1512台と、2015年夏の発売以来、販売は好調。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、新型投入により、2008年以降では6月の新記録の889台を販売。前年同月に対して2倍と、13か月連続の前年超え。

マツダの2015年の米国新車販売は、過去20年で最高の31万9184台。前年比は4.4%増だった。2016年上半期(1-6月)では、前年同期比8.6%減の14万5354台にとどまっている。

《森脇稔》

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