引退間近のお座敷電車「ニューなのはな」、貨物線走るツアー企画

鉄道 企業動向
485系改造のお座敷電車「ニューなのはな」。8月いっぱいで運転を終了する。
485系改造のお座敷電車「ニューなのはな」。8月いっぱいで運転を終了する。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本の千葉支社は7月6日、お座敷電車「ニューなのはな」に乗って千葉県内を巡る鉄道マニア向けの旅行商品を発売すると発表した。8月の計2回、実施する。

発表によると、8月27日に「ありがとうニューなのはな 北総乗りつくしの旅」、翌28日に「ありがとうニューなのはな 南房総乗りつくしの旅」を実施する予定。「北総」は両国駅発着で、通常は旅客列車が走らない新小岩~金町間の総武本線貨物支線(新金線)を通りながら北総地域を巡る。「南房総」も両国駅発着。南房総地域を経由して東金線も走る。

旅行代金は「北総」が大人8800円・子供7200円、「南房総」が大人9800円・子供7800円の予定。記念掛紙付きの弁当や車掌行路表のレプリカが付く。募集人数は各回140人。7月15日14時から、錦糸町・市川・船橋・津田沼・稲毛・千葉・新浦安・茂原・木更津・成田各駅のびゅうプラザで発売する。

「ニューなのはな」は485系電車を改造したお座敷電車。老朽化のため今年8月いっぱいで運転を終了することが決まっており、現在は運転終了記念のツアー列車や臨時列車などの運用に入っている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る