アストンマーティンの最新作、DB11…CEO自ら最終品質確認へ

自動車 ビジネス 企業動向
アストンマーティン DB11
アストンマーティン DB11 全 5 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンの最新作、『DB11』。同社のトップが自ら、DB11の出荷開始に際して、品質の最終確認を行うことが分かった。

画像:アストンマーティン DB11

これは7月13日、アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOが、自身のTwitterで明らかにしたもの。「DB11の最初の1000台の最終品質確認を、私自身が行う」と発表している。

アストンマーティンは2016年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16において、DB11を発表。DB11は、アストンマーティン伝統の「DB」シリーズで、『DB9』の後継モデルの位置づけ。

パワートレインは、自社製の新開発5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボ。DB9の自然吸気6.0リットルV12に対して、排気量を0.8リットル縮小。2個のターボでパワーを獲得しつつ、環境性能に配慮したダウンサイズユニット。

5.2リットルV12ツインターボは、最大出力608ps、最大トルク71.4kgmを発生。歴代DBシリーズの量産車では、最強のパワーを獲得した。トランスミッションはZF製の8速AT。0-100km/h加速3.9秒、最高速322km/hの優れた動力性能を実現する。

なお、アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは、Twitterにおいて、「品質確認は毎日18時から、1日約12台ずつ行う。品質確認済みの車両には、エンジンルームに私のサイン入りプレートを装着する」と宣言している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る