テキーラ大手とフォードが協力…樹脂素材を開発

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テキーラ大手とフォードが協力…樹脂素材を開発
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米国の自動車大手、フォードモーター。同社が自動車用の樹脂素材の研究開発において、ユニークな試みを開始した。自動車部品用の樹脂素材を、テキーラの原料のアガベから作り出すという。

これは7月19日、フォードモーターが明らかにしたもの。同社は、「ホセ・クエルボ(Jose Cuervo)と共同で、自動車用の樹脂素材の研究開発に取り組む」と発表している。ホセ・クエルボは、メキシコに本拠を置く酒造メーカーで、「テキーラ」で有名。テキーラの販売量において、世界一のシェアを誇る。

今回のフォードモーターとホセ・クエルボの取り組みは、自動車用の樹脂素材を、テキーラ原料のアガベから作り出そうという試み。テキーラ原液を抽出した後のアガベ残滓を利用する。フォードモーターでは、「アガベから生み出した樹脂素材を、自動車の内外装に使用できるかどうか、素材の耐久性を確認していく」と説明している。

《森脇稔》

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