福岡空港運営の民間委託に向けて意見募集

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国土交通省は、福岡空港を将来的に民間に委託する際の具体的な制度設計に反映させることを目的に、幅広く民間事業者の意見を募集する投資意向調査(マーケットサウンディング)を実施する。

マーケットサウンディングは、民間の能力を活用し、国管理空港の運営に関する法律第3条第6項の規定に基づき、地元・福岡県、福岡市の要望を踏まえて実施するもの。

福岡空港の運営を民間に委託する基本スキーム案は、事業期間が30年間、不可抗力などによる延長を含めて最長35年間。事業方式は国が公募で運営委託事業者を選定、運営権者は滑走路等の運営とターミナルビルの運営を一体的に実施する。国は、公共施設など、運営権を設定し、運営権者から運営権対価を収受する。

今後のスケジュールは8月26日まで意見を募集し、2017年3月ごろに実施方針を策定して公表して5月ごろに募集要項を公表する。民間事業者への運営は2019年4月ごろの予定。

福岡空港は、滑走路が2800mで、2014年旅客実績は国内線が1633万人、国際線が367万人。主要路線は国内が1日182往復、国際線が週300往復が運航している。

《レスポンス編集部》

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