【事前防災・減災対策推進展16】緊急防災毛布「もうたんか」、そのまま担架に…帝人フロンティア

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帝人フロンティアが開発した緊急防災毛布「もうたんか」
帝人フロンティアが開発した緊急防災毛布「もうたんか」 全 2 枚 拡大写真

帝人の子会社、帝人フロンティアは「第3回事前防災・減災対策推進展」にユニークな毛布を出品した。「もうたんか」という商品名の緊急防災毛布がそれで、毛布の縁に12個の穴があいていて、そのまま担架として使えるものだ。

【画像全2枚】

「被災地で毛布や担架が足りないという声が多かったんです。それに、防災用としてしまっておくものだと、いざというときに取り出さなければいけない。普段使っているものが一番いいとのことだったので、毛布と担架を合体したものを開発したんです」と同社関係者は説明し、すでに実用新案登録と意匠登録済みだという。

一見すると、ただ穴の空いた毛布としか見えないが、その穴を開けるのが難しく、技術が必要とのことだ。しかも、その穴をかがる糸には蓄光素材が使用されていて、停電などの暗闇のなかでも光り、すぐに穴が判別できるようになっている。

もちろん毛布の素材もよく、独自開発のエースツインを使用しており、難燃性と制菌性に優れたものだ。着火実験では、60秒経ってもほとんど燃えなかったという。洗濯耐久性も高く、制菌加工剤を繊維自体に練り込んでいるので、洗濯を繰り返しても制菌効果が持続する。また、足の部分には折り返しがついていて、ここに足を入れることで、搬送中の体勢が安定するようになっている。

価格は10枚セットで12万円。ネットショッピングでは1枚2万数千円で販売されているそうだ。「福祉施設での需要が増えており、毛布を敷いて使っていることが多いようです」と同社関係者。毛布として初めて「防災製品等推奨品」に認定され、超高齢化が進む中、同社期待の商品だ。

《山田清志》

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