BMW i3 改良新型、予約がほぼ5000台…欧州

エコカー EV
BMW i3
BMW i3 全 5 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWの電動技術に特化したブランド、「i」が5月上旬、欧州で発表した『i3』の改良モデル。同車の受注が、好調に推移している。

これは7月中旬、BMWグループが明らかにしたもの。「i3の改良モデルの予約注文は、導入前にもかかわらず、すでに5000台に到達する勢い」と公表している。

5月上旬、欧州で発表されたi3の改良モデルは、大容量バッテリー(二次電池)を搭載して、1回の充電で走行可能な距離を伸ばしたモデル。「94Ah」と命名された新グレードは、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、22kWhから33kWhへ大容量化。1回の充電での航続可能距離は、欧州仕様の場合、190kmから300km(標準NEDCサイクル)へ、5割以上の拡大を果たした。

モーターの諸元は、最大出力170ps、最大トルク25.5kgmで変わらず。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。0-100km/h加速は7.3秒と、従来通りの性能を持つ。

BMWは、「i3の改良モデルは、バッテリー容量が大幅に増加。日常の使用条件でも、最大200kmの航続距離を実現した」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る