三菱自動車の第1四半期決算…最終赤字1297億円、燃費データ不正問題が影響

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三菱自動車は7月27日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

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それによると、売上高4287億円(前年同期比-14.3%)、営業利益は46億円(-75.2%)、経常利益は43億円(-81.9%)、四半期純損益は1297億円の赤字(前年同期は239億円の黒字)だった。

日本での燃費不正問題による軽自動車の生産・販売停止によるマイナス影響や市場措置費用の増加などにより、営業利益は大幅な減益。さらに燃費試験関連損失として特別損失1259億円を計上したことなどで、最終損益は1297億円の赤字となった。同社の第1四半期における最終赤字は、2011年4~6月期以来、5年ぶり。

第1四半期累計期間の販売台数は22万1000台(-16%)。登録車は前年同期並となったが、軽自動車は燃費データ不正問題による生産・販売停止の影響で国内販売台数は1万台(-43%)となった。北米は3万7000台(+5%)、欧州は4万7000台(-15%)、アジアは7万1000台(-8%)、その他地域は5万6000台(-26%)だった。

通期連結業績見通しは、1450億円の最終赤字とした前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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