【GARMIN vivomove classic インプレ中編】見た目はアナログ時計、中身はライフログ機器

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高級クォーツ時計に見えるがライフログ機能が仕込まれている
高級クォーツ時計に見えるがライフログ機能が仕込まれている 全 10 枚 拡大写真

見た目はアナログ式の腕時計に見えるが実は活動量がチェックできるという、これまでにないライフログ機器、「vivomove classic(ヴィヴォムーブ・クラシック)」が登場した。男女それぞれにマッチした2タイプが用意され、日常生活を送りながら、だれにも気づかれずに歩数などの活動量が把握でき、健康的なアクティブライフをサポートしてくれる。

◆「その日の自分を測る」腕時計

洗練されたスタイリッシュなデザインのvivomove classicはビジネスや勉強などの日常生活にアクセントを添えてくれる。毎日のステップ数と、静止している時間をシンプルかつスマートに知らせてくれるからだ。つまり「その日の自分を測る」腕時計なのである。

文字盤には時間表示としての長短針と秒針があるほか、左右に2つのバーがある。左のバーは1日を通してカウントしたステップ数を、目標ステップ数に対してパーセンテージで表示するステップバーだ。目盛りがフルになったらその日の目標クリア。この目標ステップ数は達成するごとに自動的にレベルを高めていく。「Garmin Connect」やスマートフォンアプリ「GarminConnect Mobile(Android/iOS)」で任意に設定することもできる。

右のバーは一定時間カラダを動かしていないときに運動を促す役割をするムーブバーだ。赤色をしていて、ガーミン社のライフログバンドに標準装備される機能だが、それをちょっとアナログ化した表示にしているのが特徴。数分間ウォーキングをすることでその赤い色のバーが消滅する。仕事に疲れたらちょっとリラックスするために散歩に出かけようというお知らせと思えばいい。

◆他のガーミン製品同様、インターネットに繋いで本領発揮

本体の右側には一般的な腕時計と同様にリューズがある。1つ引っ張れば針を動かして時刻合わせができる。注意しなくてはいけないのが、午前と午後の表示がないのでそれを考慮して時間合わせをすること。海外旅行などで数時間単位の時刻合わせが必要な際にそれを間違えると、腕時計の中における午前と午後が実際のものと違ってしまう。「表示がないからどっちでもいいじゃん」と思うのだが、24時間の活動量を測るライフログガジェットにおいて、日付変わりが12時間ずれて設定されてしまうのは大問題だ。簡単に言うと、正午に日付が変わってしまうことになるので、1日の活動量のつじつまが合わなくなってしまうのだ。

リューズを1つ押せば活動量をスマホに送信することができる。データを送ることは「同期」と呼ばれる。BLE接続機能を搭載しているため、ボタンを押すだけでペアリングモードになり、愛用のスマホと同期させることができる。この機能を駆使するにはまずスマホに「GarminConnect mobile(Android/iOS)」アプリをダウンロードする必要がある。続いてBluetoothをオンにすると、スマホの近くにあるBluetooth対応デバイスが表示されるので、vivomoveを見つけて選択。指示に従ってスマホとvivomoveのペアリング設定を済ませる。

次にGarminConnect mobileを起動させる。このときインターネットに接続されていないと作業ができないので要注意。アプリの各種設定の中から「Garminデバイス」の項目に進み、vivomoveを選択する。一連の作業は意外と失敗することもあり、うまくいかなかったときはアプリをいったん終了させたり、Bluetoothをいったんオフにしたりして最初からやってみるとうまくいくことが多い。

スマホで同期が完了したら、ガーミン社が提供するパソコンサイト「connect.garmin.com」で走行記録の閲覧が可能になる。パソコンのほうが慣れている人や、大きな画面でしっかりと記録をチェックしたい人にはおすすめ。こうして蓄積した活動量の推移を手入力の体重や自覚する健康状態などと照らし合わせると、アクティブなライフスタイルの指針になるはずだ。

◆シンプルで長寿命、手軽な健康維持に最適

シンプル機能だけに省エネであることも評価したい。他社のライフログバンドは多様な機能が使用できるのがメリットだが、1週間ほどで充電する必要があるものが意外と多い。vivomoveをはじめとするvivoシリーズは電池が1年間持続するというのが大きな魅力でもある。

見た目は腕時計。文字盤にGARMINの表示があるだけ。しかし場所や時間を問わずにいつでもデータの同期を行うことができるvivomove。時刻と活動量の概要が分かれば十分という人はぜひ。

《山口和幸》

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