【鈴鹿8耐】YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2連覇達成…チーム喜びの声

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2016鈴鹿8耐 表彰式
2016鈴鹿8耐 表彰式 全 2 枚 拡大写真

新たにスーパーバイク世界選手権を戦うアレックス・ローズをチームに迎えたYAMAHA FACTORY RACING TEAMが、エース中須賀克行、MotoGPクラスライダーのポル・エスパルガロの3人で、昨年に続いて“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8耐を制した。

今大会は、レース途中でセーフティーカーがコースに入るような大きなアクシデントや雨によるペースダウンということがなく、ライダーやチームにとってはフルタイム全開走行のハードなレースとなった。

そのなかで、スタートライダーを務めた中須賀が18周目にトップに立つと、その後のローズ、エスパルガロともにまったく危なげないライディングを披露してトップを堅持。終わってみれば2位のTeam GREENに2分17秒883の大差をつけ、さらに3位以下をラップダウンにしてYAMAHA FACTORY RACING TEAMが昨年に続いて連覇を達成した。

中須賀は「1スティント目で清成選手とマッチレース状態になりましたが、無理をして抜くことはせず、清成選手のペースが落ちるのを待ちました。これができたのも、ポルとアレックスが速くて、これが戦いに余裕を与えてくれたからです。連覇できたのは、3人のライダーが速かったのはもちろんですが、ヤマハファン、鈴鹿8耐ファン、バイクファン、スタッフや関係者の応援があったおかげです。もちろん最高にうれしいです」とレース後にコメントを残した。

一方のエスパルガロは「とても、とても、とてもハッピーだよ。テストから3人でがんばってマシンのセッティングを出して、それが実を結んだ。本当に素晴らしいチームだし、中須賀さんとアレックス選手はとてもいいライダーだ。連覇することができて、もう、ありがとうとしか言いようがないよ」と満面の笑みでコメント。

そしてローズは「鈴鹿8耐で勝つことができて、今日は本当に素晴らしい日になった。ライダーもみんな仲良しになったし、2人の力に引っ張られて僕自身もいい走りができた。来年も、ぜひこのレースに出場したいね」とレースを振り返った。

《佐久間光政》

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