トヨタ大竹常務、アメリカで苦戦のプリウス「ガソリン安とトラック系へのシフトが要因」

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ プリウス 新型(北米仕様)
トヨタ プリウス 新型(北米仕様) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の大竹哲也常務役員は8月4日に都内で開いた決算会見で、アメリカ市場で『プリウス』の販売が苦戦していることについて、ガソリン安に加え、マーケットの構造がトラック・SUV系モデルにシフトしていることが背景にあるとの見方を示した。

【画像全4枚】

大竹常務は「アメリカのマーケットにおいてガソリンの価格の安さがプリウスにとっては若干逆風になっている。さらにアメリカのマーケットの構成自体が、7月をみてみるとトラック・SUVの構成比が61%と、たぶん過去最高の数字だったと思うが、どんどんトラック・SUV系にシフトしていることが要因として考えられる」と述べた。

その一方で「新型プリウスについては、お客様から本当に良い車だというお声を非常にたくさん頂戴している。また、ハイブリッドをお使い頂いていたお客様への販売促進策も含めて、プリウスの拡販をしっかり展開していきたい」とし、巻き返しを図る構えもみせた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  2. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  5. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る