いすゞ川原専務、タイ市場「底打ちはしたのかなとみている」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 川原誠 取締役専務執行役員
いすゞ自動車 川原誠 取締役専務執行役員 全 3 枚 拡大写真

いすゞ自動車の川原誠取締役専務執行役員は8月4日に都内で開いた決算会見で、主力のタイ市場について「急回復するとは思っていないが底打ちはしたのかなとみている」と述べた。

川原専務は「年初に暦年ベースで2016年のタイの全需を71万-72万台と予想していたが、それを74万台まで上方修正した」とした上で、「4-6月には前年比プラスに転じているので、今年の1月から始まった燃費規制前の駆け込み需要の影響が思っていたほどはなかったのではないか。ということで、急回復するとは思っていないが底打ちはしたのかなとみている」との見方を示した。

一方、タイでのいすゞ車の販売に関しても「期初の計画を立てる時に、ややタイ国内向けの販売計画はかなりコンサバに立てたこともあって、その計画に対しては上振れできている」ことを明らかにした。

その背景として「昨年11月に発表した1.9リットルエンジンを搭載した新型ピックアップトラックが非常に好評で、今年の1-6月は想定以上のシェアがとれている。商品力が上がってシェアもとれているということで、これは想定していたよりもプラスにでている」と説明した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る