【アバルト124スパイダー】7型ディスプレイに浮かぶのは“マツコネ”とは異なるアバルトのロゴマーク

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エンジンを起動するとアバルトのロゴマークが浮かぶ
エンジンを起動するとアバルトのロゴマークが浮かぶ 全 7 枚 拡大写真

FCAジャパンが5日に発表したアバルト『124スパイダー』。マツダ『ロードスター』をベースとしているだけに、共通点も少なくない。特にインフォテイメント・システムは『マツダコネクト』をそのまま踏襲。SDカードの追加でナビゲーションが使えるようになるのも同じだ。

発売元のFCAジャパンによれば、「搭載機能はマツダコネクトに準ずるもので、ロータリコマンダーとタッチパネル機能を併用するインターフェイスも同じ。しかし、名称はオリジナルのものを用意する予定」とする。“アバルト”ブランドを名乗るだけに、“マツダ~”はそのまま使えないということだろう。

車両にはFM/AMチューナー付き7型ディスプレイが標準で搭載され、カーナビゲーションはオプションのナビゲーション用SDカードを追加購入するだけ。これもロードスターと同じ手法だ。「SDカード価格は未定だが、ロードスターで提供されている価格とほぼ同じにする予定でいる」という。ただ、このSDカードは「レザーシート/ナビゲーションパッケージ」(21万6000円)には標準装備される。

エンジンを起動すると、ロードスターとは違って“さそり”を象ったアバルトのロゴマークがまず表示され、その後はお馴染みのマツダコネクトのインターフェイス画面に切り替わる。タテ/ヨコ方向にだけ動くロータリコマンダーの機構もマツダコネクトのままだった。

オーディオシステムはロードスターにも採用されている6スピーカー(ウーファー×2、ツイーター×2、運転席ヘッドレスト×2)を踏襲したが、BOSE仕様の9スピーカーシステムは用意されなかった。また、CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナーはオプション扱いだが、「レザーシート/ナビゲーションパッケージ」にはこれもセットで標準装備される。

FCAジャパンによれば、この対応は「グローバルで共通のものということだが、海外ではロードスターの“S”で採用されているモニターレス仕様が用意されている」という。

《会田肇》

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