ZF、インドにテクノロジーセンター開設…同社初

自動車 ビジネス 企業動向
ZF本社(ドイツ)
ZF本社(ドイツ) 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZF社は8月5日、インドに同社としては初のテクノロジーセンターを開設した。

このテクノロジーセンターは、研究開発のグローバルなネットワークを強化するのが狙い。グローバル、ローカル両面におけるエンジニアリング能力を増強する。同社は2020年までに、エンジニア2500人体制を予定している。

インド初のテクノロジーセンターは、ハイデラバードに開設。現在、ソフトウェアおよび機械工学分野を担当している。この新しいテクノロジーセンターは、ローカル向けの製品開発を促進しつつ、ZFのグローバルな開発チームのサポートを行う。

テクノロジーセンターは、2017年1月1月までに本格的に稼働を開始。ZFはこれまで、インド市場において大規模な投資を行い、さまざまな先端技術を発表してきた。これには、プネーの施設に対する投資、インド初の電動パーキングブレーキ(EPB)技術の発表、およびカーンチープラム地区オラガダムに設立したZFインドとヒーロー・モータース社による投資比率50対50の合弁会社、ZFヒーロー・シャシー・システムズ社などが含まれる。

ZFのシュテファン・ゾンマーCEOは、「この新しい施設は、ZFにとって非常に重要な投資。このテクノロジーセンターを通して、世界的な研究開発力を強化するとともに、急成長を続けるインド市場へのコミットメントと投資を拡大していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る