日本空港ビルディング、大幅減益…施設修繕費増加 4-6月期決算
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売上高は同1.0%増の488億9600万円と増収だった。航空旅客数は、羽田空港の国内線旅客数が微増で、国内線旅客取扱施設利用料が増収となったほか、羽田空港国際線ターミナルビルでの業務受託収入や広告収入も増加した。
物品販売は、国内線売店売上げは増収となったものの、国際線売店売上げが成田空港、関西空港での中国人を中心とした「爆買い」需要からの反動減で前年を下回った。
収益では、施設の修繕費の増加や空港型市中免税店の営業費用増加、外注費の増加などの影響で、経常利益は同24.0%減の26億9400万円と減益となった。四半期純利益は同25.3%減の18億1600万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。
《レスポンス編集部》