三菱自の燃費不正対象車両、検索システムで一部リスト漏れ

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三菱 コルト ラリーアートに搭載されたターボエンジン(参考画像)
三菱 コルト ラリーアートに搭載されたターボエンジン(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は23日、燃費不正車両リストの対象となる登録車の一部で、登録漏れがあることを明らかにした。

リスト対象から漏れていたことで、同社ホームページの検索システムを使った場合に判定結果が「対象外の車両」と表示される不具合があった。また、対象車両の所有者に対して燃費不正があったことを知らせるダイレクトメールの送付もされていなかった。

「リストを修正し、検索システムでも正しく表示されることを確認している。準備が整い次第、漏れていた対象車両のお客様に対してもダイレクトメールで連絡をする」と、同社広報部は話す。

新たにリストに追加されたのは、『コルト/コルトプラス』のターボ車の一部年式で、対象車両の生産台数は3134台。04年10月発表以降の全ターボ車が対象。

コルトは型式CBA-Z27AとCBA-Z27AG(車台番号Z27A-0200101から始まる車両)、コルトプラスは型式CBA-Z27WとCBA-Z27WG(車台番号Z27W-0200101から始まる車両)。

同社は、販売中の『パジェロ』(06年販売モデル)、『RVR』(10年販売モデル)、販売を終了した旧型『アウトランダー』、『ギャランフォルティス/ギャランフォルティス・スポーツバック』、コルト/コルトプラスの一部年式・型式で走行抵抗を恣意的に改ざんする不正行為があったことを公表している。これらの所有者に1台3万円の補償し、すでに申請者への事務手続きが進んでいる。

《中島みなみ》

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