ハーレー 2017年全32モデル発売、ツーリングファミリーに新エンジン搭載

モーターサイクル 新型車
ハーレー FLHR ロードキング(2017年)
ハーレー FLHR ロードキング(2017年) 全 33 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)は、9代目のビッグツインエンジンとなる「ミルウォーキーエイト」およびツーリングファミリー向け新サスペンションを発表。同時に、2017年モデル全32モデルを8月24日より販売開始する。

ミルウォーキーエイトは、クラシックな45度のVツインを踏襲しながら、4バルブシリンダーの採用により吸気/排気流量を増加させ、ピークトルクを約10%向上させた。また。カウンターバランサーによりアイドリング時の一次振動を75%相殺。Vツインならではのフィーリングはそのままに、高速走行で滑らかな走りを実現する。

ミルウォーキーエイト107(1745cc)とツインクールド(空水冷)ミルウォーキーエイト107(1745cc)はツーリングファミリー標準モデルに搭載、ツインクールド ミルウォーキーエイト114(1868cc)はカスタムビークルオペレーション(CVO)モデルに搭載される。

2017年ツーリングファミリーに搭載する新リアショックアブソーバーは、エマルジョン技術を採用。一代前の標準モデルに比べて、プリロード調整幅が15~30%増加。油圧式のプリロード調整はダイアルひとつで行うことができる。また、フロントサスペンションには、ショーワ SDBVサスペンション技術を導入。軽量化したレーシングスタイルのカートリッジフォークで優れた減衰力を発揮する。

そのほか2017年モデルでは、トライクファミリーに新型ミルウォーキーエイト107ciエンジンを搭載する「フリーウィーラー」を追加。低速トルクでの鋭い加速が特徴で、直径49mmのフロントフォークや調節可能なリアサスペンションによりスムーズなライディングを実現する。

ダイナファミリーは、ツインカム96(1584cc)エンジンに代わり、ツインカム103(1689cc)エンジンを全モデルに搭載。ソフテイルファミリー全モデルも昨年に引き続き、ツインカム103エンジンを標準搭載。スクリーミンイーグル ツインカム110エンジンを備えるSシリーズとともに、クルーザーラインナップを構成する。

またストリート750は、ABSを標準装備。新しいタンクバッジと、ビビッドブラックデラックスやファイヤーレッドデラックスを含む新しいツートン塗装オプションも用意する。

価格はツーリングファミリーが300万7600円より、ソフテイルが220万8000円より、ダイナが188万8000円より、スポーツスターが119万8000円より、Vロッドが210万3000円より、CVOが339万8000円より、トライクが357万2000円より、ストリートが97万5000円より。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る