エミレーツ航空の新和食メニュー…ここにこだわった

航空 企業動向
ファーストクラス / 懐石:(右上から時計回りに)季節の小鉢、台の物、御飯と止め椀
ファーストクラス / 懐石:(右上から時計回りに)季節の小鉢、台の物、御飯と止め椀 全 7 枚 拡大写真

エミレーツ航空は、日本路線の和食メニューをリニューアルし、羽田・成田・関空=ドバイ路線のファーストクラスでは懐石料理コースを、ビジネスクラスでは懐石弁当を提供する。

今回の和食メニューは、エミレーツ唯一の日本人シェフであるホットキッチン担当副総料理長が率いるチームが考案し、国内のケータリング会社ゲートグルメジャパンと協力して調達した食材を使用する。

ファーストクラスでは料亭などと同様に、前菜・焚合/焼物・止物/味噌汁・水菓子・甘味を順番にサービス。一方、ビジネスクラスでは松花堂弁当を提供する。

メニューの開発では、ケータリング会社ゲートグルメジャパンと新たに提携。千葉県成田市にオフィスを構える同社は「farm-to-table(農場から食卓へ)」をコンセプトに、半径1km以内に農場を有する北総ベジタブルなどと連携して、取れたての野菜を届ける仕組みを確立している。

料理を盛り付ける食器は、日本を代表する高級陶磁器ブランド「ノリタケ」とコラボ、「雅(みやび)」をテーマに、料理を引き立てるデザインにした。日本人乗客は親近感を、日本人以外の乗客は日本の食文化を体験できるよう、日本伝統のデザインを意識した。

新和食メニューは7月から試験的に提供、微調整を経て9月5日に正式発表となった。

《高木啓》

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