BMW Z4、生産終了…7年半の歴史に幕

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BMW Z4 sドライブ35is
BMW Z4 sドライブ35is 全 5 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWを代表するスポーツカー、『Z4』。同車の生産が、終了したことが分かった。

これは、ドイツのBMW専門メディア、『Bimmer Today』が報じたもの。同メディアが、「BMWが8月22日、Z4の生産を終了したことが確認された」と伝えている。

現行Z4は2009年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー09でワールドプレミア。2シーターのオープンスポーツカーは、およそ7年半の期間、累計11万5000台以上を生産した。

同メディアによると8月22日、BMWのドイツ・バイエルン州レーゲンスブルク工場から、現行Z4の最終モデルがラインオフ。最終モデルは、トップグレードの「sドライブ35is」だったという。

sドライブ35isでは、直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンが、エア吸入系やブーストアップなどのチューニングを受け、最大出力340ps/5800rpm、最大トルク45.9kgm/1400rpmを引き出す。これはベース車両に対して、34ps、5.1kgmの上乗せ。

さらに、オーバーブーストモードを備え、最大トルクを51kgmまで高めることが可能。7速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、0-100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。これは、ベース車両の5.1秒に対して、0.3秒速い。まさに、Z4の有終の美に相応しいモデルといえる。

《森脇稔》

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