ホンダは9月29日、フランスで開幕するパリモーターショー16において、『ジャズ』(日本名:『フィット』)の「スポットライトエディション」を初公開する。
欧州向けの現行フィットは2015年3月、ジュネーブモーターショー15でデビュー。エンジンは、「アース・ドリームス・テクノロジー」を導入した1.3リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」。最大出力は102psを発生する。日本仕様の1.5リットルは用意されない。
また、トランスミッションは、6速MTとCVT。先代の5速MTは、新型では6速MTに進化した。日本向けで6速MTを採用するのは、1.5リットルの「RS」グレードだけ。欧州市場では、現地の顧客の嗜好に合わせて、新型は1.3リットルと6速MTの組み合わせを基本にした。
パリモーターショー16で初公開されるスポットライトエディションは、欧州向けフィットの特別モデル。2016年春、ジュネーブモーターショー16に出品されたコンセプトカー、「キーンライト」を進化させ、ファッション性を重視する顧客にアピールする。
フロントグリルやドアミラーは、ブロンズ仕上げ。足元は15インチの専用アルミホイールで引き締める。ステアリングホイールやセンターコンソールにも、専用の仕上げが施されている。