【新聞ウォッチ】配車サービスのウーバー、料理店の出前代行も開始

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年9月29日付

●日ハム大逆転V、パ・リーグ最大11.5差(読売・1面)

●ガソリン価格続落(読売・10面)

●再雇用巡りトヨタ敗訴、名古屋高裁、不当な業務内容提示(読売・38面)

●自動運転開発で日本に研究拠点、独ボッシュ(朝日・11面)

●旧本社地区のビル買い戻しシャープが合意(朝日・11面)

●ウーバーが出前、都内の150料理店登録(毎日・7面)

●世界車生産7社が最高、8月台数米中伸びけん引(毎日・7面)

●JR特急「あずさ」運転開始50周年、国鉄時代の車両でイベント(毎日・27面)

●SUV小型・高級路線、市場拡大、新車ラッシュ(産経・10面)

●貫く「カローラ愛」初代とともに半世紀(東京・7面)

●エアバッグ問題でタカタ、米司法省と和解交渉(東京・7面)

●原発燃料事業を統合、日立・東芝・三菱重工、来春で調整(日経・1面)

●「Cクラス」で初のオープンカー。メルセデス・ベンツ日本(日経・15面)

●車検切れ見逃すな、携帯カメラでナンバー監視瞬時に照合。国交省、18年度運用へ(日経・42面)

●タイヤ脱落、後続直撃、中央道、大型トラック、男性重体(日経・43面)

ひとくちコメント

スマートフォンを使って配車サービスを手がける米国のウーバー・テクノロジーズがレストランなどの料理を家庭やオフィスに届ける代行サービスを国内でも開始する。

ウーバーの日本法人が出前サービス「ウーバー・イーツ」(UberEATS)を始めると発表したもので、「ウーバーで料理出前、主婦、学生ら配達員1000人」(読売)や「配車サービスのウーバー、料理の出前代行開始」(産経)などと取り上げている。

それによると、きょう(29日)の午前11時から、東京・恵比寿、渋谷、青山、赤坂、六本木、麻布でサービスを開始する。対象地域の人気レストランなど150軒を超える提携先から、スマートフォン用の専用アプリで出前注文を申し込むことができる。約1000人の一般の登録者の中から、時間が空いていて近くにいる登録者を配達員として指定し、レストランに仲介。自転車や原付きバイクで料理を運ぶ仕組みという。

ウーバーは、登録した一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を乗せるビジネスを世界各地で手がけているが、スマートフォンのアプリを使って配車し、決済をクレジットカードで行うシステムが特徴。出前サービスもこのシステムを活用し、法律に基づく届け出が必要ない自転車と125cc以下のスクーターを当面使用する。日本での参入は8か国目だが、当面は配達料を無料にするという。

出前やデリバリーといえば、古くからのそば屋や宅配ピザ、それにスーパーやコンビニなどが参入しているが、配達のための人員や車両を持たないイタリア料理や焼き肉レストランなども配達が可能になるほか、出前を希望する顧客にとってもメニューの選択肢が増えるという、双方にメリットがありそうだ。

《福田俊之》

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