【パリモーターショー16】日産 マーチ 新型、新世代デザインを採用

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 マイクラ(マーチ)新型
日産 マイクラ(マーチ)新型 全 9 枚 拡大写真

日産自動車が9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16でワールドプレミアした新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)。同車では、新世代の日産デザインを採用している。

5世代目となるマーチのデザインは、2015年春、ジュネーブモーターショー15に出品したコンセプトカー、『スウェイ』のデザインを忠実に再現することに重点が置かれた。スウェイは、欧州ハッチバック市場に新たな方向性を提案するために開発されたコンセプトカー。日産の欧州主力車が、『キャシュカイ』と『ジューク』。この成功を収めた両SUVの先進のデザインや商品企画を、欧州最重要セグメントの小型ハッチバックに反映させたのが、スウェイだった。

新型マーチが、このスウェイからのモチーフとして導入したのが、シグネチャーデザインキューとエモーショナルで彫刻的なボディ形状。日産の最新デザイン言語を表現している。

デザインキューには、リアエンドに至るキャラクターラインの出発点となる特徴的なVモーショングリル、ブーメラン型ランプ、開放感を感じさせるフローティングルーフなどがある。また、Cピラーに隠れた後部ドアハンドルやスポイラーにまで伸びるルーフラインにより、空力性能とスタイルの良さを両立させた。

エアロダイナミクス性能に関しては、ルーフスポイラーとサイドスポイラーを一体化。これにより、これまでにない高い空力性能を実現。日産によると、ハッチバックとしてはトップレベルのCd値0.29を達成しているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る