大阪・梅田貨物線の地下化、まもなく全面着工 2023年春開業へ

鉄道 企業動向
梅田貨物線の地下化区間と新駅の位置(赤)。梅田貨物駅跡地の再開発の一環として行われている。
梅田貨物線の地下化区間と新駅の位置(赤)。梅田貨物駅跡地の再開発の一環として行われている。 全 4 枚 拡大写真
大阪市とJR西日本が進めている東海道本線貨物支線(梅田貨物線)の地下化・新駅設置工事が、まもなく全面的に着工する。2023年春の開業を目指す。

梅田貨物線は、現在の吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)から新大阪駅(大阪市淀川区)や梅田信号場(北区)、福島駅(福島区)を経て、西九条駅(此花区)に至る12.6kmの鉄道路線。貨物列車のほか、京都~関西空港間を結ぶ特急『はるか』などの旅客列車も運行されている。

かつては大阪駅の北側にある梅田信号場付近に貨物駅が設けられていたが、吹田貨物ターミナル駅に移転する形で2013年に廃止。現在は「うめきた2期区域基盤整備事業」として貨物駅跡地の再整備が進められており、梅田貨物線の地下化と新駅設置も再整備の一環として行われている。

地下化と新駅設置の事業が実施されているのは、貨物駅跡地付近の約2.4km。このうち新駅を含む1680mが地下トンネルで、ルートも現在の地上線路の東側に移る。新駅は大阪駅の北西側に地下駅舎を設け、2面4線の島式ホームが整備される。

2011年4月に都市計画が決定し、同年12月に鉄道施設の変更が認可。2015年11月から工事が始まった。工区は北1~3工区と駅部工区、南1・2工区の6工区に分かれており、北1~3工区と南1・2工区は着手済み。駅部工区も今年9月14日に工事契約を完了した。

開業は2023年春の予定。地下化と新駅の整備により、うめきた地区と関西国際空港の移動時間が短縮されるほか、踏切(1カ所)の解消による渋滞の緩和などが図られるという。

《草町義和》

この記事の写真

/

写真ピックアップ

  • トラッカーとスマートフォンの活用で、遺失物窓口の負担をどれだけ減らせるのか? 写真はJR東日本東京駅。
  • 売り出されるDD502ディーゼル機関車。当初は450馬力のエンジンを1基搭載していたが、1971年の全検時には変速機ごと500馬力のものに交換。1963年には過給機も交換されており、現在に至っている。長さ11m・高さ3.973m・幅2.72mで、重量は33.7t。
  • 都電荒川線(東京さくらトラム)
  • 現行の中央線東京発下り終電時刻は0時35分だが、繰上げ実施後は30分程度早まることになる。写真は東京駅で発車を待つ終夜運転時の中央線列車。
  • 2022年春までのSuica導入が予定されている岩手県北自動車の路線バス。
  • 富山~東富山間新駅のイメージ(東側)。橋上式の地上駅舎となる。
  • 三峰口駅のSL転車台。
  • 小樽へ向かう10月18日のツアー列車。函館本線朝里~小樽築港。

ピックアップ

Response.TV