川崎重工とエアバス・ヘリ、新型ヘリコプターを共同開発へ

航空 企業動向

川崎重工業は、欧州のエアバス・ヘリコプターズと共同開発したヘリコプター「H145//BK117 D-2型」を、販売開始すると発表した。

また、国内市場で従来のエアバス・ヘリコプターズによる直接販売に加え、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンを販売代理店に指名し、販売体制を強化する。

「BK117 D-2型」は、従来型「BK117 C-2型」の特長である多用途性に優れた後部の観音開きカーゴドアや、400万飛行時間を超える運用実績のあるローター駆動系統などを継承しながら飛行性能と安全性の向上を図った。

高出力エンジンの採用やメイン・ギアボックスの改良により、ホバリング性能を大幅に向上した。新型の自動操縦装置と最新式技術を用いた統合計器の採用で、パイロットの負荷低減を図った。

「ダクテッドファン方式」の新型テール・ローターの採用により、クラス最高の静音性を実現した。電子制御式高出力エンジンの採用により、エンジントラブルが起きた場合にもより安全な飛行が可能。エンジンの耐久性向上などにより、メンテナンスインターバルを延ばすことで、維持費の低減を図った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る