【福祉機器展16】富士通、実証実験中のロボットを参考出品…顔を認識して会話を

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富士通が参考出品したメディエータロボット「RoboPin」
富士通が参考出品したメディエータロボット「RoboPin」 全 1 枚 拡大写真

富士通はクリオネのように可愛らしいメディエータ(仲介者)ロボット「RoboPin(ロボピン)」を参考出品した。このロボットはグループ会社の富士通研究所が開発したもので、同社の人工知能「Zinrai(ジンライ)」と利用した、人と会話ができるロボットだ。

「人の顔を認識して会話するのですが、数百人の人を認識でき、その人に合わせた会話ができるようになっています。クイズなんかも出題し、正解だったら、良くできたと褒めてくれますよ」と同社関係者。

そのうえ、顔が赤や緑、青など5色に変わり、同時に頭や腕も動かして感情表現を行うという。疲れたらいびきをかいて寝ることもあるそうだ。そのため、会場では人気者で、多くの来場者がロボピンの表情や動作を見て楽しんでいた。

同社ではロボピンを高齢者の見守りや認知予防に活用しようと考えており、現在、実証実験を行っているという。「施設によってニーズが違うと思いますが、ロボピンはそれに合わせることができるので、いろいろなところで利用できると考えています。今後数年のうちにぜひ商品化したいですね」と同社関係者は話していた。

《山田清志》

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