排ガス・燃費試験法に国際基準「WLTP」を導入へ

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国土交通省は、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部を改正し、乗用車の排出ガス・燃費試験法に国際基準(WLTP)を導入する。

自動車販売の国際的な拡大に伴い、国ごとに異なる自動車の技術基準の調和が順次進められている。自動車の基準調和の実現により、自動車メーカーは国際的な部品の共通化と、それに伴う環境技術の開発への経営資本の投入が可能となり、消費者にとっても環境性能に優れた自動車をより安価に購入できることとなる。

乗用車の排出ガスと燃費算定試験法は、日本が議論を主導した結果、2014年3月に国際基準(WLTP)が成立した。今回、WLTPを国内に導入するため、道路運送車両の保安基準の細目告示を改正する。

現行の排出ガス規制と燃費規制について現行規定されている日本独自の試験法(JC08モード法)に加え、WLTPを適用できることとする。

一方、走行抵抗値の測定法における統計的手法のJC08モード法への導入は2016年度中、排出ガス規制におけるWLTPへの切替えは2018年10月以降それぞれ予定しており、今後改正する。

施行は10月31日。

《レスポンス編集部》

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