ヤマハ TMAX 新型発表…電子制御スロットル採用、2017年春に欧州へ導入

モーターサイクル 新型車
ヤマハ TMAX(2017年)
ヤマハ TMAX(2017年) 全 25 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、大型スクーター『TMAX』をモデルチェンジし、2017年モデルとして2017年3月頃から欧州に導入すると発表した。

新型TMAXは、同社スクーターでは初となる電子制御スロットル「YCC-T」を採用。滑らかなレスポンスとスポーティなパワーを両立するとともに、濡れた路面や未舗装路でのスムーズな発進をサポートする。

また、車体は現行比で9kg軽量化。新設計アルミフレームを採用したほか、2次駆動用のVベルトは軽量25mm幅の高強度タイプとし、あわせてプーリーも新作。軽量タイヤ、バネ下重量低減を図る新作4.50幅リアホイール、樹脂製リアフレームなどの相乗効果で大幅な軽量化を実現した。

足回りでは、新設計のアルミ製リアアームを採用。40mmロング化し、駆動力変化に伴う対地姿勢を最適化。新設計のリンク式モノクロスサスペンションと組み合わせ、軽量ボディとの相乗効果で、自然な操舵感や優れた旋回性、素早い切り返しを楽しむことができる。

スタイリングでは、マフラーデザインを刷新し、リアアームを長く見せることで駆動感を強調。エンジンケースには新意匠を織り込みメカニカルな印象を表現した。インテリアは、加飾部品を増やし新規性を演出するとともに、質感を向上させている。

ラインアップはスタンダード仕様に加え、スポーティさを強調した「SX」、クルーズコントロールシステムや電動調整式スクリーンを備える「DX」を用意する。価格は未定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る