メルセデス・ベンツ日本は11月17日、メルセデスベンツ『E200』の電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『E200』1車種で、2016年2月19日~8月18日に輸入された1596台。
燃料系統の電気配線において、後席下部の配索設計が不適切なため、シートフレームに干渉しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該配線が損傷し、最悪の場合、燃料ポンプが停止してエンストするおそれがある。
改善措置として、全車両配線を点検し、損傷がない場合は配索を変更する。また、損傷がある場合は、修理を行ったうえで配索を変更する。
不具合および事故は発生していない。ドイツ本社からの情報により発見した。