【アメリカズカップ】福岡大会が開幕…「この素晴らしいレースを知ってほしい」日本艇クルー

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福岡市地行浜、アメリカズカップ観戦会場(11月18日)
福岡市地行浜、アメリカズカップ観戦会場(11月18日) 全 12 枚 拡大写真

ヨットの国際レース「アメリカズカップ」の挑戦艇決定予選である「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」の福岡大会が19~20日に、福岡市沖博多湾で開催される。シリーズがアジアで開催されるのは、今回の福岡が初めてだ。18日に福岡市内のホテルで記者会見が開催された。

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アメリカズカップは、1851年まで歴史を遡ることのできる伝統を持つ、最高レベルの国際ヨットレースだ。第35回アメリカズカップ本戦の「アメリカズカップ・マッチ」は、2017年6月に、防衛チャンピオン「チームオラクルUSA」と挑戦艇とによる一対一マッチレースが、英領バミューダで開催される。

現在、挑戦艇決シリーズの予選シリーズが、防衛チャンピオンのチームオラクルUSAを含む6チームが参加して世界9か所で開催中で、最終戦が福岡市地行浜沖で開催される。ここまでランドローバーBAR(イギリス)がランキングトップ、日本からはソフトバンク・チーム・ジャパンが参戦し、現在ランキング4位。

予選シリーズの後、チャレンジャー選抜レース(総当たりマッチレース、予選シリーズ上位にアドバンテージポイント)、チャレンジャー決定レース(防衛チャンピオンを除く選抜レース上位4チームのマッチレース、5戦先勝)とステージを進める。

福岡大会のコースは、指定時刻にスタートし、風下ゲートと風上ゲートを通過し、ゴールを目指す。方向転換の際に艇速が落ちるので、順位変動の可能性が生じる。風を読み、速度を得ると同時に、方向転換の回数を減らすコースどりがレースの“キモ”だ。ゲートの間隔は約1マイル、1.6kmほどだが、状況により距離や周回回数が変更されることがある。タイムは1レース10~20分ほどで競われ、週末の間に複数回のレースが実施される。

まだシリーズ未勝利の防衛チャンピオンのチームオラクルUSAのスキッパー、ジミー・スピットルは会見で「勝つためにここに来た。チームパートナーのヤンマーにとってホームレースでもあるのでぜひ勝ちたい」とコメント。

ソフトバンク・チーム・ジャパンのバウマンで総監督、早福和彦氏は「福岡で開催されることになりワクワクしている。日本の人たちにアメリカズカップという素晴らしいイベントを紹介するまたとない機会だ。日本の若いセーラーたちに知ってほしい。世界の人たちには素晴らしい国、日本を紹介したい」と語る。

また本日の練習レース(予備レース)を終えて早福氏は「成績はまあまあ。成績よりも、前回のレースから間隔が開いたことから、クルーワークを思い出す意味でいい1日となった。本戦出場に向けてチーム力を上げていく」と述べる。

《高木啓》

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